17.手紙のこと
作詞:秋元康
作曲:藤井一徳
君に手紙を書きました
何もない平凡な便箋に何枚も…
青いインクを選んだ理由は
青空が好きだって 君が言ってたから
でも 改まると何を書けばいいのか
何だか恥ずかしくなりますね
だから ぼんやりと君を思い浮かべながら
話しかけてみたんです
好きと(好きと)書けずに(書けずに)破り捨て
何回も何回も 遠回りしました
君のどこに惹かれたんだろう
出逢いまで遡り 考えてみました
君の笑顔や気の抜けたような顔も
微笑ましくて好きですが
そういうんじゃなく悲しそうな顔の時に
胸が締め付けられるんです
好きと(好きと)書けずに(書けずに)ペンを置いて
大勢で撮った写真 君を眺めました
「僕は、普段、手紙を書きません。
でも、急に君に手紙が書きたくなったんです。
読んで貰えますか?」
なぜ 今 僕は 君に手紙なんて
書こうとしていたのでしょう?
おそらく それは 君のことを考えるのが
一番楽しい時間だから
きっと(きっと)出さない(出さない)この手紙
何時間もまとまらない書き散らかしの恋
気持ちなんてどうやっても言い表せないよ
封筒に入れたのは 僕の独り言さ
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